大根おろしと納豆の特徴
大根おろし納豆では、大根おろしの辛味成分が納豆が持つ独特の発酵臭を抑えることで、今まであまり利用していなかった地域でも支持されるようになったわけですが、 もともと生の大根をそのまま食べても、辛みよりむしろ甘みを感じるものです。
もちろん大根おろしの辛みは、辛み成分であるイソチオシアネート（芥子油）によるものなのですが、この物質は、そのままの大根の中には存在していません。
実は、イソチオシアネートは大根をすりおろしたり、切って細胞が壊れることで初めて化学反応によって生成される物質で、それは、大根の中で別々に存在しているイソチオシアネートのグルコシノレート・芥子油配糖体（前駆物質）と、ミロシナーゼという酵素が、細胞が壊れることで混ざって、化学反応を起こすからです。
大根に含まれている消化酵素は熱に弱く、大根おろしのように生食することでいから消化を助ける効果を発揮するので、まさに大根おろし納豆は理想的な組み合わせということができます。
又、ダイエットの大根おろし納豆が効果があるといわれており、特に大根おろし納豆ダイエットでは、食前20分に食べると効果があるということで、ダイエットだけではなく、女性に多い骨粗相症の予防、.ガンや感染症などの予防にも効果が期待されています。